股関節と膝痛の関係



膝痛で悩んでいる人はとても多いようですが、膝痛を改善するための方法をご存じの方というのはそれほど多くはないと言われています。

私たち人間というのは二本の足で体重を支えながら歩いたり走ったりしているので、当然ですが膝の関節などにかかる負担というのは腕などの関節とは比べ物にならないくらいの負担がかかっていると言えます。

例えば階段を下りるなどの動作をするだけで膝にどのくらいの負担がかかっているかご存じですか?一般的には体重の3倍〜4倍もかかるのだと言われています。これは凄いですよね?でも実は負担は膝だけにかかっているわけではありません。

実は膝関節にかかる負担は股関節で補う事ができるって知っていましたか?どういう事かというと、股関節の動きを滑らかな動きに改善するだけでも膝への負担がかなり軽減されるのだそうです。

股関節というのは腰から下と腰から上の身体のバランスをとっている場所でもあります。そのためこのバランスが悪くなったり股関節の動きが悪くなったりすると膝への負担が大きくなって膝痛の原因となるのだそうです。

つまり股関節の動きを良くする事で膝痛の軽減だけではなく、今後の膝痛の予防だって可能にする事ができるという事になるわけです。では具体的にどうやって股関節を滑らかにしたらいいのでしょうか?

股関節の動きを滑らかにするには足の付け根から動かすようなストレッチの方法を行います。ストレッチの方法は色々とありますが、お勧めなのは座った状態で行えるストレッチです。

普通に胡坐をかく要領で座り両方の足の裏をくっつけて膝を上下に揺らすだけのものと、膝たちの状態になってそこからいわゆるおばあちゃん座りというものを少しずつしていくというものです。

これらの二つをセットにして股関節を動かすようにすると膝の痛みの軽減だけではなく腰の痛みにも効くと言われていますので、医師と相談しながら行ってください。

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