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走る距離が長いだけではなく、急発進やストップ、左右への切り替えしといった足に負担のかかる動作を数多く行い、さらには相手選手とのぶつかり合いも激しいスポーツであるため、サッカーは足の痛みをの原因となりやすい傾向にあります。
事実、プロ選手の中にも膝や足首の故障に悩まされている例が多く、治療を行っても再び悪化して試合から離れることを余儀なくされてしまい、復帰後も調子が上がらずに以前のようなサッカーができなくなることがあります。
たとえば、日本代表の背番号10番を長年にわたって背負い続けてきた中村俊輔選手も、左の足首に古傷があり、痛みを覚えやすいそうです。結果的に、そのことが災いして2010年のワールドカップではほとんど出場機会に恵まれませんでした。肉体的に万全な状態であれば、おそらくパフォーマンスはもっと高く、中村選手が切望し続けたワールドカップでの活躍も可能だったのではないでしょうか。
プロ選手においては、1試合で10キロ以上もの距離を走ると言います。こうした観測をチームごとに行える技術革新にも驚きですが、マラソンのように一定の速度ではなく、サッカーは緩急をつけた走り方になるため、これが選手の膝や足にどれだけ大きな負担を与えるかを考えれば、怪我の多さにもうなづけます。
それに加え、ディフェンスのために相手のふくらはぎ等にタックルをするファウルも頻発しているのだから、ますますリスクが高くなってしまっているのでしょう。サッカーをする方は、プレーの質の向上ばかりではなく、体のケアも大事にしてください。これはアマチュアであっても同じことです。